施設紹介

「まぁじゅんのジャージー牧場」の牛舎は主に木材で出来ています。トラス構造といいます。天井はポリカーボネートという素材で、太陽光は通すものの熱ははじき飛ばすという、よくできた代物です。この亜熱帯の島にフィットする構造を牛たちと共に生活しながら長年考え抜いて、地元の大工さんたちと作りました。崎枝という場所は海沿いに位置しているため、牛舎はおかげさまで真夏でも風通しが良く涼しいです。

牧草地の土と牧草は、まだまだこれから改良してゆかなくてはなりません。3年前に移転してきたとき、痩せて硬い土だなぁ、石ころだらけの畑だなぁと、悲観したものです。でも過ぎたことは仕方がありません。これから徐々に完熟堆肥を使って、肥沃な土壌づくり、栄養価の高い牧草づくりに努めなくてはなりません。なぜならいっしょに生きてゆく牛ちゃんたちに、健康で長生きしてもらいたいから。